【弁護士が教える対処法】後遺障害について

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5 後遺症

後遺障害について

治療を続けてもケガが治らず、治療が効果なく症状が固定した場合は、後遺障害の等級に応じて補償を請求できます。
なお、本サイトにおいてしばしば症状固定という言葉が出てきます。これは、治療を継続しても、これ以上症状の改善が期待できない状態になったこと。いわゆる後遺症が残った状態をいいます。
決して,治癒したことを意味するわけではないので,注意が必要です。

後遺障害については、以下のような症状が典型例です。なお、弁護士は医学的な専門家ではございません。治療面に関しては、必ず医師にご相談下さい。

むち打ち症

 自動車の追突、急停車などによって、頭が後ろにのけぞり、しなる鞭のような首振り現象が生じることで頸部を損傷する神経症をいいます。症状は多種多様で、頭痛、頚部痛、視力障害、耳鳴り、上下肢のしびれ感、首・肩のこり、めまい、吐き気などです。

脳脊髄液減少症または低髄液圧症候群

 むち打ち症患者のうち、頭痛で座位または立位をとると15分以内に増悪する、項部硬直、耳鳴り、聴力低下、光過敏、悪心といった症状が長期化するという重度の症状については、特に脳脊髄液減少症または低髄液圧症候群と呼ばれています。

この診断は,非常に難しいので要注意です。

高次脳機能障害

 人間の行動のうち、食べたり、歩いたり、何かを手に持ったりすることは、すべて脳の指令に基づいて行われます。このような、生物として有する機能を低次脳機能といいます。これに対し、記憶力、集中力、判断力、羞恥心、感動といった精神的作用は、人として有する機能であり高次脳機能といいます。交通事故によって、後者に障害が生じ、事故前に比較して日常生活や就労に対する意欲や能力低下が認められ、社会的適応性が低くなる状態を高次脳機能障害といいます。

この診断は,非常に難しいので,必ず専門医の診断を受けて下さい。

PTSD

 心的外傷後ストレス障害と訳されます。死に至るような体験をした者、極めて強い精神的ストレスが生じることで、様々な心因的症状を引き起こし、通常の生活が送れなくなる症状のことをいいます。

この診断も非常に難しいので,要注意です。



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(大阪の弁護士から一言)

交通事故の被害者の方は,事故処理については,素人です。弁護士 佐野隆久
全く知識のない方が殆どです。

後遺症なんていう言葉聞いたことがない。
当然です。
交通事故なんて,一生に何回遭うのですか。

そんな,交通事故の素人である被害者の方が,1人で悩んでしまうと,間違った処理をする可能性があります。

決して,1人で悩むことなく,何時の段階でも,交通事故に詳しい大阪の弁護士に相談して下さい。
大阪の弁護士は,直接貴方の言葉を聞いて,事件の処理方針を見定めます。

この【大阪・交通事故NET】をご覧になって,気づかれたり,疑問に思うようなことがあれば,大阪の弁護士に遠慮なくご相談下さい。

大阪の弁護士は,交通事故被害者の方の立場に立って,損害賠償額の算定を行います。
また,示談で解決できなければ,大阪の弁護士が交通事故被害者の方の代理人として,民事訴訟で解決を図ることもできます。美しい薔薇の花

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