15 請求額の計算
以下の手順に従って計算します。
@損害を合計
A被害者に過失がある場合は過失相殺
B被害者が事故と同一の原因によって利益を得た場合は損益相殺
C損害賠償額を集計
具体例から検討します。
仮に損害が1000万円、過失割合が5:5、自賠責によって支払われた額が300万円という交通事故があったとします。
この場合、
@まず損害は1000万円です。
Aより加害者の負担額は500万円となります。
Bより保険金300万円は事故を原因として給付されるため損益相殺されます。
Cしたがって損害賠償額は200万円となります。
交通事故に関する質問・相談 Q1. 以前交通事故に遭いました。 物損事故であったため死亡者を出すこともなかったのですが、現場で沢山の人たちが携帯電話で写真を撮っているのを見かけました。 大変不快に感じたのですが、このような行為は法律上問題ないのでしょうか。 Q2. 人身事故に遭ってしまいました。 ある程度の治療は受けたのですが、交通事故を理由に会社をズルズル休んでしまうことに罪悪感を感じています。 完全に症状が治った訳ではないのですがこのまま仕事に行かせていただいても宜しいでしょうか。 Q3. 運送業者に勤めております。 先日トラックを運転していたところ交通事故に巻き込まれてしまいました。 数ヶ月程度入院するほどのケガを負ってしまったのですが会社を休み続ける訳にもいきません。 ある程度のケガを我慢してでも会社に復帰することは不可能でしょうか。 このようなご質問・ご相談は南森町佐野法律特許事務所へお任せください。 電話番号:06-6136-1020 |
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