大阪の弁護士が交通事故の損害賠償額の算定方法を明らかにします。交通事故の相談は,南森町佐野法律特許事務所へどうぞ。 |
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大阪府豊中市在住の方の交通事故の成功事例 51歳,男性,後遺症14級 加害者 某タクシー会社 弁護士介入前 被害者が訴願賠償の交渉を持ちかけるが,殆ど無視の状態 弁護士介入後 加害者(タクシー会社)からの提示額 支払限度額 140万円 (内訳) 1 治療関係 66万8615円 2 休業損害 平成19年の報酬813万9326円÷365日×0.6=1万3380円 40パーセントは,経費 1万3380円×69.5日=92万9910円 3 逸失利益 (1) 813万9326円×0.6=488万3596円 (2) 労働能力喪失率(14級)0.05 (3) 労働年数 5年 ライプニッツ係数 4.3295 (4) (1)×(2)×(3)=105万7176円 4 慰謝料 ア 通院 97万円 イ 後遺症 110万円 5 合計 472万5701円 6 過失相殺 被害者 25パーセント 7 過失相殺差引後 354万4275円 8 自賠責等からの既払い金 213万2455円 自賠責(傷害)120万円 自賠責(後遺障害)75万円 治療費(加害者支払)18万2455円 9 支払提示額 140万円 これによると,被害者が実際に受け取れる金額は,次のとおり 自賠責からの支払金額 109万8930円 加害者の提示額 140万円 合計 249万8930円 訴訟提起による裁判所による和解案 365万円 (内訳) 治療費 48万4885円 通院交通費 9万8490円 文書料 8万5240円 休業損害 基礎収入 報酬2年間の平均750万円に経費控除(30%) 525万円 休業期間 69.5日 算定 99万9658円 逸失利益 基礎収入 525万円 労働能力喪失 5% 労働能力喪失期間 7年 ライプニッツ係数5.7863 算定 151万8904円 慰謝料 通院 128万円(通院7か月) 後遺障害 110万円(14級) 過失相殺 100対0 算定 556万7177円 既払い金 治療費・文書料(加害者支払)17万4985円 自賠責(傷害分)120万円 自賠責(後遺障害分)75万円 既払い金合計 212万4985円 残額 344万2192円 経過利息を考慮した和解案 365万円 被害者が実際に得た金額 145万9370円+365万円 =510万9370円 弁護士に依頼する前には,0回答 弁護士に依頼した後,訴訟提起前の和解により出された賠償金約250万円 訴訟提起後の裁判所の和解案により被害者が手に出来た金額 約510万円 裁判所の和解案に従って,和解により,本件は,解決しました。 このように,交通事故の損害賠償により得られる金額は,裁判を提起することで,被害者の救済を実現することができる場合が多いのです。 入通院慰謝料のページへ 南森町佐野法律特許事務所では,次のサイトを運営しています。 交通事故の全体の概略については, 交通事故について説明するサイト 交通事故の交渉などについて説明するサイト 南森町佐野法律特許事務所の本店サイト を参考にして下さい。
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